5月コンビニ統計|既存店売上高5.3%増/5類移行や観光客増で好調
(一社)日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、増本岳会長)が5月のコンビニエンスストア統計を発表した。
既存店売上高は9359億3000万円となり、前年同月8887億0500万円を5.3%増と上回った。既存店は15カ月連続して前年をクリアしている。既存店の客数は1.9%増、客単価は3.3%増。
全店ベースでは売上高は9735億8000万円で、9234億5200万円の前年に対して5.4%増と18カ月連続で前年をクリアしている。一方、店舗数は5万5724店で前年同月比0.3%減の純減180店。
今月は、ゴールデンウィークや新型コロナウイルスの5類移行、インバウンド需要等から人流や観光客が増加した。おにぎり、カウンター商材、菓子、ソフトドリンク、酒類、アイスクリーム等が好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回った。
調査対象企業は、(株)セイコーマート、(株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。