5月ドラッグストア統計|販売額6849億円9.0%増/主要8社増収
経済産業省大臣官房調査統計グループが毎月の商業動態統計速報を発表する。商業とは小売業と卸売業の総称であり、小売業・卸売業を営む企業と事業所・店舗の事業活動に関する動向を把握することを目的に調査される。
商業動態統計によれば5月のドラッグストア販売額は6849億円、前年同月比9.0%増。店舗数は1万8687店と前年同月比3.9%の増加だ。
商品別にみると、調剤医薬品が14.9%増、食品が12.7%増、OTC医薬品が9.8%増、ビューティケア(化粧・小物)が8.8%増、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が8.0%増、健康食品が5.3%増、トイレタリーが2.9%増、一方で、その他が6.2%減、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが0.6%減だった。
主要ドラッグストア8社の既存店売上高と全店売上高は以下の通り。
(株)マツキヨココカラ&カンパニー
既存店売上高 +5.3%(客数+0.6%、客単価+4.7%)
FC売上高 +23.3%
全店売上高 +8.5%(客数+3.5%、客単価+4.8%)
ウエルシアホールディングス(株)
既存店売上高 +4.3% (客数+0.6%、客単価+3.7%)
全店売上高 +11.4%(客数+9.1%、客単価+2.3%)
*ウエルシア薬局、シミズ薬品、丸大サクラヰ薬局、MASAYA、よどや、クスリのマルエ、ププレひまわりを含む。
(株)ツルハホールディングス
既存店売上高 +3.3%(客数+0.8%、客単価+2.5%)
全店売上高 +6.8%(客数+4.5%、客単価+2.1%)
(株)スギホールディングス
既存店売上高 +6.3%(客数▲10.4%、客単価+18.7%)
全店売上高 +10.0%(客数▲7.0%、客単価+18.2%)
(株)コスモス薬品
既存店売上高 +6.3%
全店売上高(1358店舗) +14.3%
(株)クリエイトSD ホールディングス
既存店売上高 +6.7%
全店売上高 +11.3%
(株)カワチ薬品
既存店売上高 +1.4%
全店売上高 +2.7%
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業
既存店売上高 +2.5%
全店売上高 +6.4%