6月チェーンストア統計|既存店2.1%増/店頭価格上昇で食料品3.7%増
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が6月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0797店の調査で、前月より40店舗増。総販売額は1兆0809億7771万円で、既存店前年同月比は102.1%、全店では101.9%となった。
6月度は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により農産品を除き売上げは伸びた。
衣料品は昨年の反動もあり動きが鈍かった。住関品はまずまずの動きだったことから、既存店状況を示す総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。
1㎡当たり売上高は4万7857円で前年同月比113.8%だった。
部門別の数値では総販売額の69.7%を占める「食料品」が7537億7309万円で103.7%、全店では103.6%。衣料品が654億3133万円で98.0%、全店では97.7%。売上構成比は6.1%。住関品は2129億4781万円で104.4%、全店では103.6%。売上構成比は19.7%。