9月訪日外客数統計|218万4300人/2019年同月比96.1%まで回復

日本政府観光局(JNTO)が発表した9月の訪⽇外客数は、218万4300人と、前月の215万6900人から2万7400人増加した。2019年同月比では96.1%だった。回復率では前月を大幅に上回り、新型コロナウイルス拡大前の実績に迫る勢いを⾒せた。

外客数の国別トップ5は、韓国が57万0400人、中国が32万5600人、台湾が38万5300人、香港が15万1100人、米国が15万6600人となった。

地域別では、23市場中15市場(韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、豪州、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)で、9月として過去最高を記録したほか、メキシコにおいては単月過去最高を更新した。シンガポールをはじめとした東南アジア、また米国やカナダで訪⽇外客数が増加したことが今月の回復率の押し上げ要因となった。

なお、国際線定期便に関しては、2023年夏ダイヤ時点でコロナ禍前の約6割まで運航便数が回復し、その後も東アジアを中心に増便や復便が続いている。

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