10月労働力調査|就業者数6771万人/卸売業・小売業就業者前年比4万人増加
総務省統計局が10月の「労働力調査」を発表した。就業者数は6771万人で、前年同月に比べ16万人増加した。15カ月連続の就労者数増となる。
正規の職員・従業員数は3611万人で前年同月に比べ3万人減少した。3カ月ぶりの減少である。一方、非正規の職員・従業員数は2140万人で前年同月より24万人増加し、2カ月連続で増加した。
「卸売業,小売業」の就業者数は1052万人で、前年同月に比べ4万人増加した。
就業者が増加した主な産業は「宿泊業,飲食サービス業」、「情報通信業」、「学術研究,専門・技術サービス業」など。
一方、減少した産業は「教育,学習支援業」、「建設業」、「運輸業,郵便業」、「医療,福祉」など。
完全失業者数は175万人で、前年同月に比べ3万人減少した。2カ月続けて減っている。完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月より0.1ポイント下がった。