11月百貨店インバウンド動向|売上高約395億円125.1%増/購買客数38万人
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、村田善郎会長)のインバウンド推進委員会が、2023年11月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。インバウンド推進委員店の88店舗が調査対象である。
11月の免税総売上高は約394億9000万円で、前年同月比は125.1%増。売上高の内訳は「一般物品」が約346億9000万円で121.0%増、「消耗品」が約48億円で160.5%増だった。
購買客数は約38万人で176.8%増。一人当たり購買単価は約10万3000円で前年同月よりマイナス18.7%となった。
よく売れた商品カテゴリーは化粧品、ハイエンドブランド、婦人服飾雑貨、食料品、紳士服・洋品など。また来店の多かった国は中国本土、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシアなどだった。