12月ホームセンター統計|販売額3320億円2.2%減/年間販売額は3.3兆円
経済産業省大臣官房調査統計グループが発表した「商業動態統計速報」では、12月のホームセンター販売額は3320億円で前年同月比2.2%減少した。店舗数は4476店で前年同月より0.9%増加している。
商業動態における商業とは小売業と卸売業の総称である。小売業・卸売業を営む企業と事業所・店舗の事業活動に関する動向を把握することを目的に調査される。ホームセンターの統計は業態別動向から抽出した。
商品別では、増加したのはペット・ペット用品の2.4%増と家庭用品・日用品の1.2%増のみ。その他のカテゴリーは軒並みマイナスで、電気が▲13.6%、インテリアが▲5.8%、園芸・エクステリアが▲2.3%、DIY用具・素材が▲2.0%、その他が▲1.9%、カー用品・アウトドアが▲0.5%、オフィス・カルチャーが▲0.1%と苦戦した。
なお、2023年通年のホームセンター販売額は3兆3410億円で、前年比0.0%の横ばいだった。
主要ホームセンター各社およびニトリの11月実績は下記の通り。
DCMホールディングス(株)
既存店売上高 ▲9.0%(客数▲9.2%、客単価+0.3%)
全店売上高 +14.0%(客数+16.3%、客単価▲1.9%)
コーナン商事(株)
既存店売上高 ▲2.3%(客数▲4.0%、客単価+1.8%)
全店売上高 +8.2%(客数 +5.3%、客単価+2.7%)
(株)コメリ
既存店売上高 ▲6.7%(客数▲6.6%、客単価▲0.1%)
全店売上高 ▲6.1%(客数▲6.1%、客単価±0.0%)
アークランズ(株)
既存店売上高 ▲3.5%(客数▲5.9%、客単価+2.6%)
全店売上高 ▲4.0%
アレンザホールディングス(株)
既存店売上高 ▲5.8%(客数▲6.1%、客単価+0.3%)
全店売上高 ▲4.7%(’客数▲5.3%、客単価+0.7%)
(株)ナフコ
既存店売上高 ▲7.8%(客数▲6.8%、客単価▲1.1%)
全店売上高 ▲7.5%(客数▲6.5%、客単価▲1.1%)
(株)ジョイフル本田
既存店売上高 ▲0.1%(客数▲1.8%、客単価+1.7%)
全店売上高 +3.5%(客数+1.2%、客単価+2.2%)
(株)ニトリ(国内事業)
既存店売上高 ▲1.6%(客数▲0.6%、客単価▲1.1%)
全店売上高(716店)+0.6%(客数+2.3%、客単価▲1.7%)