3月訪日外客数統計｜308万1600人/23年比69.5%増･19年比11.6%増

日本政府観光局(JNTO)が発表した3月の訪⽇外客数は308万1600人で、前月の278万8000人から29万3600人増加した。前年同月比では69.5%増、2019年同月比では11.6％増。春の桜シーズンによる訪⽇需要の高まりに加え、今年はイースター休暇が3月下旬から始まったこともあり、単月として過去最高を更新するとともに、初めて300万人を突破した。

東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪⽇外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

23市場のうち、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域の17市場で3月として過去最高を記録したほか、ベトナム、インド、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、北欧地域では単月過去最高を更新した。

国別トップ5は、韓国が66万3100人(2019年比13.2％増)、台湾が48万4400人(20.3％増)、中国が45万2400人(34.6％減)、香港が23万1400人(35.0％増)、アメリカが29万0100人(64.3％増)だった。