4月訪日外客数統計｜304万2900人/2カ月連続で300万人超

日本政府観光局(JNTO)が発表した4月の訪⽇外客数は304万2900人で、前年同月比では56.1%増、2019年同月比では4.0％増。春の桜シーズンによる訪⽇需要の高まりに加え、東南アジアや中東地域を中心にイスラム教の断食明けに合わせて海外旅⾏需要が増加したことで、2ヵ月連続で 300万人を突破した。

東アジアでは韓国、東南アジアではインドネシア、欧米豪・中東地域においては米国などで訪⽇外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

23市場のうち、韓国、シンガポール、インドネシア、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、中東地域の14市場で4月として過去最高を記録したほか、フランス、イタリア、中東地域では単月過去最高を更新した。

国・地域別トップ5は、韓国が66万1200人(2019年比16.7％増)、中国が53万3600人(26.5％減)、台湾が45万9700人(13.9％増)、タイが14万2500人(13.5%減)、香港が18万4500人(5.3％減)だった。