7月百貨店インバウンド動向|売上高633億円102.3%増/28カ月連続増
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、村田善郎会長)のインバウンド推進委員会が、2024年7月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。
7月の免税総売上高は円安影響等から、633億2000万円で102.3%増。調査開始以来、3番目に高い数値だった。28カ月連続で前年同月を超え、2019年比でも125.5%増と高伸した。
免税売上高の内訳は一般物品売上高が約551億7000万円の102.4%増、消耗品売上高(化粧品、食料品等)が約81億5000万円の101.3%増だった。
購買客数は、過去最多だった前月の57万9000人に次ぐ、57万1000人で、77.1%増加した。一人当たりの購買単価は約11万円で14.2%増。
なお、1~7月累計では3978億円(150.4%増)と、過去最高だった 2023年の年間売上高3484億円をすでにクリアしている。