1月百貨店インバウンド動向|売上高619億円54.9%増/購買客数48.4%増

(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、好本達也会長)のインバウンド推進委員会が、2025年1月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。

1月の免税総売上高は約619億3000万円で前年同月比54.9%増。34カ月連続の前年伸長を記録した。円安効果と春節休暇の前倒しで好調だった。

免税売上高の内訳は一般物品売上高が約524億7000万円の52.1%増、消耗品売上高(化粧品、食料品など)が約94億6000万円の72.6%増だった。

購買客数は約59万1000人で48.8%増、一人当たりの購買単価は約10万4000円で4.4%増。

来店の多かった国は中国本土、台湾、韓国、香港、タイ、シンガポール、マレーシアなどアジア圏が中心だった。

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