1月労働力調査|就業者数は6779万人30カ月増加・「卸売業・小売業」1038万人
総務省統計局が2025年1月の「労働力調査」を発表した。
1月の就業者数は6779万人。前年同月に比べて65万人増加した。30カ月連続のプラスとなった。男女の内訳では男性が3687万人、女性が3092万人。就業率は61.7%、15~64歳の就業率は79.7%。
正規の職員・従業員数は3630万人。前年同月に比べ27万人の増加。15カ月連続して増加している。一方、非正規の職員・従業員数は2192万人。前年同月に比べ46万人の増加。3カ月ぶりに増加した。
主な産業別就業者数を見ると、最も多いのは「製造業」で1057万人だが、前年と比較すると14万人減少している。次に多いのは「卸売業,小売業」は1038万人。
また産業別で増加したのは、「医療,福祉」32万人増、「宿泊業,飲食サービス業」 22万人増、「サービス業(他に分類されないもの)」17万人増、「生活関連サービス業,娯楽業」11万人増、「卸売業,小売業」10万人増、「学術研究,専門・技術サービス業」8万人増、「教育,学習支援業」8万人増、「不動産業,物品賃貸業」6万人増。
完全失業者数は163万人で、前年同月と同数だった。完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月から横ばい。
そして非労働力人口は4032万人で前年同月に比べ77万人減少した。35カ月連続の減少で、就業する人が増えている。