2月百貨店インバウンド動向|売上高538億円14.5%増/消耗品売上60%増
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、好本達也会長)のインバウンド推進委員会が、2025年2月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。
2月の免税総売上高は約538億円で前年同月比14.5%増。35カ月連続の前年伸長を記録した。
免税売上高の内訳は一般物品売上高が約443億4000万円の7.9%増、消耗品売上高(化粧品、食料品など)が約94億6000万円の60.0%増だった。
購買客数は約54万1000人で29.0%増、一人当たりの購買単価は約9万9000円で11.2%減。
来店の多かった国は中国本土、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、マレーシアなどアジア圏が中心だった。