3月労働力調査|就業者数は6770万人32カ月増加・「卸売業・小売業」1017万人

総務省統計局が2025年3月の「労働力調査」を発表した。

3月の就業者数は6770万人。前年同月に比べて44万人増加した。32カ月連続のプラスとなった。男女の内訳では男性が3684万人、女性が3086万人。就業率は61.7%、15~64歳の就業率は79.1%。

正規の職員・従業員数は3642万人。前年同月に比べ40万人の増加。17カ月連続して増加している。一方、非正規の職員・従業員数は2151万人。前年同月に比べ20万人の増加。3カ月連続で増加した。

主な産業別就業者数を見ると、最も多いのは「卸売業,小売業」の1017万人。次に多い「製造業」は1016万人で、前年と比較すると6万人増加している。

また産業別で増加したのは、「教育,学習支援業 」 20万人増、「サービス業(他に分類されないもの)」 14万人増、「不動産業,物品賃貸業」13万人増、「農業,林業」9万人増、「宿泊業,飲食サービス業」8万人増、「医療,福祉」7万人増、「学術研究,専門・技術サービス業」6万人増、「生活関連サービス業,娯楽業」4万人、「金融業,保険業 」1万人増。

完全失業者数は180万人で、前年同月に比べ5万人の減少。完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月に比べ0.1ポイント上昇した。

そして非労働力人口は4019万人で前年同月に比べ62万人減少した。37カ月連続の減少で、就業する人が増えている。

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