12月百貨店統計|売上高6543億円1.1%減/5カ月ぶりにマイナス

一般社団法人日本百貨店協会(東京都中央区、好本達也会長)が2025年12月の「全国百貨店売上高概況」を発表した。調査対象は70社176店舗。

12月の売上高は6542億7222万円で前年同月比1.1%減少した。5カ月ぶりに前年を下回った。休日数日曜1日減に加え、インバウンド売上高が前年を大きく下回ったことが影響した。国内売上高は宝飾、時計などの高額品が好調に推移し、5カ月連続でプラスとなった。おせちやクリスマスケーキなどの季節商材が堅調だったことに加え、長期連休となった年末商戦は食料品を中心に活況を呈した。

地区別では売上げの78.1%を占める主要10都市で、0.4%減だった。対前年プラスとなったのは横浜3.8%、名古屋4.1%、神戸1.9%の3都市。

また地方(10都市以外の7地区)では、3.6%減。東北10.1%、関東3.2%、中部4.4%、近畿2.1%、中国3.2%、四国2.9%、九州5.0%と、すべての地域でマイナスとなった。

商品別売上高は主要5品目のうち、「雑貨」(3.9%増)だけが対前年プラスで、その他4品目がマイナスとなった。「雑貨」は、時計が一部ブランドで価格改定前の駆込みが見られた。アクセサリーはシーズン需要もあり好調。主力の「衣料品」(4.5%減)は平年に比べ気温が高く、冬物重衣料の動きは鈍かったが、ニットなど今着られるアイテムは好調だった。

「食料品」は1.2%減。価格高騰により生鮮食品は低調だったが、菓子や惣菜は好調に推移した。

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