2月家電チェーン統計|販売額は3073億円3.8%増/ビックカメラ13%増
経済産業省発表の「商業動態統計速報」では、2月の家電大型専門店販売額は3073億円で、前年同月に比べて3.8%上回っている。店舗数は2.5%増加し、2527店舗だ。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
カテゴリー別に見ると「カメラ類」だけが2.7%の減少で、ほかの5項目はプラスとなった。「通信家電」は19.8%と大幅な伸びだ。それに「情報家電」の6.1%が続く。「生活家電」1.8%、「AV家電」1.4%、「その他」0.9%。
主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の2月の結果は、以下の通り(%は前年同月比)。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどは公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +11.6%
ビックカメラ 全店売上げ +13.4%
(株)エディオン
全店売上げ +3.4%
直営店売上げ +3.5%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +1.4%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
2月は3社とも好調だ。「ビックカメラ」はこの2月で上半期が終わった。6カ月の成績をみると「ビックカメラ+コジマ」は9.8%、「ビックカメラ」は12.1%と二桁増で好調を維持していいる。
「エディオン」と「ケーズホールディングス」は3月決算。あと1カ月を残し「エディオン」は「全店」1.7%、「直営」1.6%。「ケーズホールディングス」は2.9%増。2社ともに好調のママ決算を迎えそうだ。