いなげやnews|4/9「いなげや川崎中野島店」オープン/旧店を1.5倍に拡張
(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)は4月9日(水)、神奈川県川崎市に「いなげや川崎中野島店」をオープンする。開店から45年が経過した旧店舗を1年2カ月間かけてスクラップ&ビルドしてリニューアルオープンする。
店舗はJR南武線中野島駅の南約800mの府中街道沿いに位置する。
周囲は北側には多摩川・JR南武線、南側は小田急小田原線が東西に伸び、東側は津久井道(県道3号線)、西側は京王相模原線が走る。店舗近隣は住宅密集エリアから農地、自然の多い地域であり、居住者も学生を含む単身者から子育て世代、高齢者まで幅広い。
商圏内には小中高の各学校があり、子育てファミリー層の居住比率が高い。
また、川崎中野島店を中心に東側を川崎登戸店、南側を川崎生田店、西側を稲城矢野口店が出店していて、ドミナントを形成する。500m圏内で4340世帯(8941人、世帯人員2.1人)、1km圏内で1万9501世帯(3万7386人、同1.9人)。
スクラップ&ビルドによって、売場は旧店より約1.5倍に拡張し、472坪とした。
青果売場は「店の顔」として、鮮度にこだわった野菜や旬のフルーツを日替わりで提供する。果物売場は糖度・熟度・産地(生産者)・品種の切り口で「こだわりま撰果(せんか)」の名称で販売する。
鮮魚売場は「鮮魚鮨」を導入し、季節魚などの「生ネタ」を盛り込んだ鮨や海鮮丼、太巻きなどを展開する。
また、西京漬けやみりん干しなど、味付けされトレーのままレンジ調理が可能な商品を集めた「タイパでい~な」コーナーを展開する。「山安干物コーナー」を常設する。地元・神奈川の老舗干物店「山安」よりこだわりの干物を店舗へ直送し、冷凍販売する。
精肉売場は、宮崎県で限定生産された「宮崎県産ちとせこの華牛」、国産穀物 100%の飼料で育てた豚肉「みちのくの心意気」や、食品リサイクルで作られた循環型飼料「エコフィード」を使って育てた豚肉などを揃える。また、時短需要「タイパ」を意識した簡便・即食商品も強化し、ファミリーヤング層のニーズに合わせた商品を展開する。
惣菜売場は厚焼き玉子を中心に「鉄板メニュー」コーナーを展開するとともに、健康志向の顧客への対応として、美容健康面にも注目されている「糀」を使用した商品を提供する。人気の「偉大なおむすび」コーナーでは、“ワンハンドで食べられるお弁当”をコンセプトにした新しい食べ方を提案する。
インストアベーカリーは専用窯で焼く「石釜ピッツァ」をはじめ、毎日店内手作りのパンやサンドウィッチを販売する。デイリー食品は漬物コーナーでは、神奈川県三浦産野菜を使用した商品を販売するほか、不揃いで食卓に届かない野菜を使ったSDGs配慮型商品を集合販売する。
豆腐コーナーでは涼味商材として湯葉を取り揃え、冷凍麺コーナーでは全国の様々なうどんを集めた「ご当地ゾーン」を展開する。パンコーナーでは人気のメーカーパンから米粉パン、全粒粉パンまで幅広く品揃えする。
■いなげや川崎中野島(かわさきなかのしま)店
所在地/神奈川県川崎市多摩区生田2-1-1
開店日/4月9日(水)
営業時間/9:00~21:30
売場面積/1559㎡(471.6坪)
店長/島田裕樹
従業員数/55.5名(社員12.9名、パートナー社員42.6名、166時間/月換算)
年商目標/16.7億円
駐車場/50台
駐輪場/91台(バイク8台含む)