ユニクロnews|国連パビリオンのアテンダントユニフォームを提供
(株)ユニクロ(山口県山口市、塚越大介社長兼COO)は 3月31日(月)、2025年大阪・関西万博の国連パビリオンのアテンダントユニフォームを提供すると発表した。
国連パビリオンは 35の国連諸機関と15の国連事務局の部局が一丸となり、「人類は団結したとき最も強くなる。(United for a Better Future)」というテーマでさまざまな展示やプログラムを行う。ユニクロは2011年の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とのグローバルパートナーシップ締結を皮切りに、さまざまな国連機関と社会貢献活動や環境保全活動に取り組んできた。ユニクロの「LifeWear」は、人々の生活にポジティブな影響を与えたり、コミュニティの団結を強めたりするなど、社会全体をより良くする力があることを国連機関とともに確信している。ユニクロはその強みを活かし、国連機関との連携を通じて社会の持続的な発展に貢献する。
国連パビリオンに溶け込む伝統的なプレッピースタイルをベースに、シルエットやディテール、素材感にこだわり、現代にふさわしいベーシックスタイルにアップデートした。
万博開催の6カ月間、アテンダントがより美しく快適に仕事ができるよう、上質で機能的な素材を採用している。ジャケットとパンツは、ユニクロで人気の「感動ジャケット」「感動パンツ」の素材を採用した。軽量、伸縮、速乾性のある快適な着心地を実現した。メンズシャツは、高品質な極細糸を使用したなめらかで上質な生地でありながら、布帛のように見えるジャージー素材で、気心地の良さと動きやすさを追求した。洗濯してもシワになりにくい、アイロンいらずのシャツで毎日のケアを軽減する。ウィメンズシャツは国連をイメージしたさわやかなブルーと白シャツを全員に提供する。
ジャケットの胸元には、難民による手工芸品ブランド「MADE51」が手掛けた国連パビリオンロゴワッペンをあしらっている。ロゴは、オリーブの枝を運ぶ白い鳩をモチーフにしており、オリーブの枝の葉部分には、持続可能な開発目標(SDGs)のゴールカラーをイメージしたデザインを採用している。今回はアフガニスタン難民を中心にした職人が制作した。この取り組みを通じて難民の自立支援に貢献したいという思いを込めた。
「MADE51」は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が立ち上げたグローバルブランド。故郷の伝統技術を継承する難民たちが制作した手工芸品を世界市場に流通させることで、難民の自立と生活再建を支援する。ユニクロは定期的に「MADE51」とのコラボレーション商品を販売するなど、このブランドの認知向上とともに、世界各地で避難生活を送る難民が収入を得て自立した生活を取り戻すことを支援する。
ウィメンズのコーディネートを華やかにするアクセントとして、平和の鳩をモチーフした国連オリジナルスカーフをリバイバルし、国連パビリオンロゴをあしらった。素材は上質なシルク100%。
メンズのネクタイには、国連ロゴをあしらったブルーベースのレジメンタルタイを制作した。素材は上質なシルク100%。