JR東日本リテールネットnews|NewDays全店にクラウドOJTシステム導入
(株)JR東日本リテールネット(東京都新宿区、高橋眞社長、以下「J-リテール」)は、同社が運営するエキナカコンビニ「NewDays」の全店舗に、ClipLine(株)(東京都港区、高橋勇人社長)が提供するクラウドOJTシステム「ClipLine(クリップライン)」を導入した。
J-リテールは、働ける時間帯や日数が異なる新規採用者の育成スピードを上げて円滑な店舗運営を図るため、一人ひとりのスケジュールや理解度に合わせて学習できる「クリップライン」を活用する。
「クリップライン」は本社と店舗を双方向の動画(クリップ)でつなぐクラウドOJT。「本部・本社の指示が正確に伝わらず実行されない」「店舗間のサービス品質にバラつきが生まれる」という2つの課題を、クラウドと動画を活用することによって解決する。
また、映像音声クリップを利用することで、オペレーションを「見える化」し、対面指導が当たり前だったOJT教育を非対面にすること、複数店舗を管轄しているスーパーバイザーやマネジャーの臨店を不要にすることが可能になる。
J-リテールは、今まで新規採用者全員に集合研修の形で基礎教育を実施していたが、今後は店舗で随時、一人ひとりの勤務状況や学習スピードに合わせて「クリップライン」による研修を実施する。
「クリップライン」は「読んで覚える」のではなく、「見て、実際にやって学ぶ」動画を教材にしているため、外国人従業員でも学習しやすい。また、母国語(テロップ等の表示)での対応もできる。
動画視聴、ロールプレイング、確認テストを組み入れた効率的なプログラムで研修時間の3割削減を目指す。
「クリップライン」には3つのメリットがある。
(1)個別学習なので、新規採用者 を早期に戦力化できる。
(2)共通教材を用いるため、トレーナーによる研修内容のバラツキが解消され、サービスの均質化を実現できる。
(3)集合研修の内容から最適なプログラムだけをピックアップしてクリップ(動画)化することで、研修時間を3割削減できる。