カインズnews|リコール対応強化/AWSクラウドサービス&外部センター採用

カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は、6月12日(水)に、トランスコスモス(株)のサービス「緊急コールセンターサービスリスク対策パック」と、アマゾンウェブサービス(株)のクラウドサービス「Amazon Connect」を導入する。この2つのサービスを組み合わせて採用するのは、カインズが初めてとなる。

トランスコスモス社は緊急コールセンターサービス業界の最大手。緊急対応のために常時待機が担保され、万一の稼働時にも外部コールセンターとしての高いお客対応ができると判断しての採用だ。

またトランスコスモス社のサービスとAmazon Connectを組み合わせることにより、一つはリコール対応発生時の緊急増席対応の際、大幅な期間短縮が実現できる。二つ目は、物理的に離れた複数拠点のコールセンターを、同一番号でリアルタイムにつなぐことができるというメリットがある。

カインズでは、2007年から製造小売業としての取り組みを進め、現在、オリジナル商品は全品目の1割程度の1万2000品目となり、売上げ比率は約4割に達している。従来の窓口対応では、緊急を要するリコール対応発生時には準備期間に数日を要していた。今後はリコール後、1.5日に短縮でき、お客の負担を軽減できるサービス体制になるとしている。

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