ローソンnews｜新店設備に作業時間軽減のフライドフーズセルフ販売什器導入

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、9月以降の新店設備に順次、フライドフーズのセルフ販売什器を導入する。

混雑時のレジ待ち時間にはフライドフーズを頼みづらいというお客の声から昨年から実験導入を行っていた。セルフ販売什器導入によって、お客は好きな商品をいつでも自由に選ぶことができ、従業員は注文を受ける手間が省ける。実際、実験導入店舗では売上げが伸びたうえ、1日当たり1時間の作業時間軽減にもつながったため、本格導入を進めていく。

またローソンでは、自分の好みの温度に温めることができる電子レンジのセルフ化、従業員の商品陳列や補充を簡易化するゴンドラスライド棚や新型カウンターの導入も合わせて行い、合計で1日当たり2時間10分の店舗作業時間削減につなげている。

人件費の高騰に伴うコスト増、少子高齢化など社会環境の変化に伴う人手不足は、店舗運営面では深刻な問題だ。店舗の生産性を向上させる店舗づくりはコンビニ各社にとって喫緊の課題になっている。