ファミマnews｜人手不足に対する加盟店支援策に｢タイミー｣本格導入

(株)ファミリーマート(東京都港区、澤田貴司社長)は、4月1日(水)からスキマバイトアプリ「タイミー」を、本格導入する。

タイミーとは、「この時間なら働ける」人と「この時間だけ働いてほしい」企業をつなぐバイトアプリ。働き手は応募や面接がなく、働きたい案件を選ぶだけですぐに働くことができる。勤務終了後、報酬がアプリに反映され、24時間引き出しが可能。また、過去に働いた人のレビューを見ることができるので、初めての場所でも安心して働ける。2018年8月のサービス提供開始以来、首都圏、愛知県、関西地方、九州地方を中心としたエリアで100万人以上のユーザーと1万を超える店舗が利用している。

同社は人手不足に対する加盟店支援策として、セルフレジの導入など店舗省力化に向けた本部投資を行っている。また、｢ファミマ・サポート｣と連携したストアスタッフ人材派遣体制の強化、加盟店の年1日の無償運営代行などに取り組んでいる。

今回のタイミー導入により、突然の欠勤や人手不足を解消できる。また、勤務後に店舗と働き手が互いに評価するシステムを、マッチング率や労働環境の改善に役立てることができる。さらに、今後も働いてほしいと思った働き手は、その場で長期採用することができる。各店舗において人材確保が簡便になり、コンビニエンスストアでの勤務経験を持つ働き手へのアルバイトの機会の提供につながる。