セブン&アイnews|7-11で非接触決済サービス導入、今秋グループ各社へ拡大
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、6月11日(木)から順次、全国のセブン‐イレブン2万0930店(2020年5月末現在)で、NFC(Type A/B)によるクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービスを開始する。
TypeA/B(ISO 14443)は非接触ICカードインターフェースの規格として、ISOで規定された国際標準の無線通信技術のこと。Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスの4社と、今夏に開始予定のダイナースクラブの計5社のブランドの非接触決済サービスとなる。
お客は店舗の従業員にカードを渡すことなく、レジの顧客側にあるリーダーに非接触IC対応のカードをかざすだけで、サインも暗証番号入力も不要で支払いが完了する。
セブン&アイグループでは今後セブン‐イレブンに以外のイトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート・ヨークフーズ等の店舗にも今秋を目途に非接触決済サービスを拡大する計画だ。
新型コロナウイルス感染拡大によって、日本でも、人を介した決済手段に対して不安を抱く人が増えている。現在はお客がリーダー端末に差し込んで読み込ませるタイプが主流となってきているが、今後は世界各国で一般的になりつつある非接触決済が主流になると見て、切り替える。
すでに、イオングループのイオンクレジットサービス(株)では2018 年11月から非接触タイプの決済を開始している。