カインズnews|ホームセンター業界初の売場案内ロボットを試験導入開始

(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は、11月3日(火・祝)にグランドオープンする朝霞店で初めて、顧客が探している商品の売場を案内するロボットを試験導入する。まずは、DIY関連用品売場やガーデニングコーナーで稼働させ、実証実験後の展開を検討する予定だ。売場案内ロボットの導入はホームセンター業界でも初となる。

売場案内ロボットを使うには、上部に設置されているタッチパネルで、カテゴリー検索から探している商品を選ぶ。すると、その商品が並んでいる棚の前またはそのカテゴリーの通路前までロボットが案内してくれる。

ロボットが案内するというユニークな接客方法は、希望する商品が見つからないという煩わしさを解消するだけにとどまらず、顧客に買物をより楽しんでもらえる購買体験価値の向上にもつながると期待できる。

同社では、中期経営計画「PROJECT KINDNESS」を策定した2019年から、「Stress-free(ストレスフリー)」「Personalize(パーソナライズ)」「Community(コミュニティ)」「Emotional(エモーショナル)」の4つの目的に基づいて、デジタル戦略を進めている。

特にコロナ禍では、商品の売場検索機能や在庫数表示機能、取り置きサービス「CAINZ PickUp」は、顧客の非接触、非対面などのニーズに合致したものと言える。

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