セブン-イレブンnews|新機能搭載した「マルチコピー機」に10月から刷新

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、富士フイルムビジネスイノベーション(株)(東京都港区、真茅久則社長)と提携して全国のセブン‐イレブン店舗(2021年8月末時点:2万1215店舗)に設置している「マルチコピー機」を刷新する。10月から入れ替えを順次開始し、2022年9月末までに新機種の導入を完了する予定だ。

コロナ禍でライフスタイルやワークスタイルが大きく変化するなか、マルチコピー機は、ネットプリントや行政証明書の発行などによる利用が増えている。ネットプリントは、データをインターネットで登録すると、全国のセブン‐イレブンでプリントアウトできるサービスのこと。

新しいマルチコピー機の特徴は5つ。

①「かんたん」操作
スマートフォン内の写真や文書データをこれまでより「かんたん」にプリントできるようになる。専用無償アプリ「セブン‐イレブン マルチコピー」を使用し、スマートフォン画面に表示されるQRコードを新マルチコピー機にかざすと、自動的にWi-Fiに接続されてデータを送信できる。「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリはApp storeやGoogle Playでダウンロードできる。

②「あんしん」利用
マルチコピー機を初めて使う人でも迷わずに操作ができるよう、従来の操作画面を見直し、スマートフォンやタブレット端末に近いデザインに刷新した。また、コピー機本体の高さを低くし、操作画面の角度を最適化するなど、車いすの人でも「あんしん」して利用できるデザインに変更した。

③「ヘルプ」機能と「コールセンター」の新設
操作画面の「ヘルプ」ボタンから、よくある問い合わせと対応方法を参照することができる。また、直接電話で問い合わせができるコールセンターを新たに設置する。顧客の問い合わせにすぐに対応できるだけだなく、店舗従業員の負荷軽減にもつながる。

④「写真2Lサイズ」「シャッフルプリント」の提供開始
写真プリントはこれまでのLサイズに加え、2Lサイズでのプリントが可能になった。また、コンビニエンスストアのマルチコピー機として初めて「シャッフルプリント」の提供を開始する。今までの思い出写真を再活用し、自分好みにアレンジしてお気に入りの一枚をプリントすることができる。

⑤「インクジェット紙郵便はがき」への利用拡大
これまでコピーやプリントで持ち込みはがきを利用する際は、普通紙郵便はがきのみの対応だったが、新しいマルチコピー機ではインクジェット紙郵便はがきも利用できるようになった。

セブン-イレブンは業界の先陣を切って、次々にイノベーションを実現させている。

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