イトーヨーカ堂news|カート・スマホのセルフレジシステム4店舗に導入
(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は、東芝テック(株)(東京都品川区、錦織弘信社長)と共同で、カート・スマホを活用したセルフレジシステム「IY マイレジ ピピットカート / ピピットスマホ」を食品売場に導入する。セルフレジシステムは買物カートにタブレットやスキャナーを備えたカート型セルフレジと、お客自身のスマホにアプリをダウンロードして利用するスマホ型セルフレジの2種類で、このDX施策でレジ業務の効率化を図る。
導入店舗はイトーヨーカドー曳舟店(東京都墨田区)、イトーヨーカドー武蔵小金井店(東京都小金井市)、イトーヨーカドー浦和店(埼玉県さいたま市)、イトーヨーカドー八柱店(千葉県松戸市)の4店舗で、2021年度はさらに9店舗を加え、計13店舗に導入する予定だ。
お客自身が商品バーコードを読み取り、商品明細と合計金額を確認しながら買物を行い、会計エリアにある専用精算機で会計する。現金、クレジット、nanaco などの電子マネー、コード決済といった、これまでと同様の決済手段で支払いができる。決済完了後は、小型セキュリティゲートに精算済レシートをかざして通行する。精算前でレシートがない場合や通過済みのレシートをかざすと通過時にアラートを通知する。
顧客にとってはレジ待ち時間短縮やレジ係との接触機会の低減が可能になる。