ヨークベニマルnews|本部と店舗との情報共有にクラウドサービス活用

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は本部と店舗のコミュニケーションツールとして、クラウドサービス「Shopらん(R)(ショップラン)」を2021年10月から全店舗で利用している。

DX戦略室の堀田真司氏は「これまで店舗では、本部からの情報を正確、タイムリー、かつ容易に取得できる環境になかった。2019年から開始した業務改革プロジェクトの一環として、本部と店舗の情報共有を効率化・高度化する取り組みを進めてきた。その短期策として、今ある環境(Eメールやグループウェアなど)での改善を行うことで一定の効果を得たが、限界もあった」と語る。また、店舗側からの情報を吸い上げる仕組みが整っておらず、お客の声を十分に活用できていないことに課題意識もあった。

そこで、「あるべき姿を描き、それを実現する環境を検討し、グループ内のイトーヨーカ堂でも導入実績のあったショップランのクラウドサービスを導入することにした」(堀田氏)。

現在、 導入の初期フェーズだが、「想定通りの効果を確認できている。一方で、新たな課題も明確になり、利活用の徹底と機能改善、効果検証を繰り返し、さらなる効率化・高度化を実現したい。店舗運営にとって効果的であること、導入後のフォローが成功要因であることを忘れずに進めていきたい」(堀田氏)考えだ。

 

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