True Data news|ID-POSデータ活用のLINE販促支援サービス開始

ビッグデータプラットフォームを運営する(株)True Data(東京都港区、米倉裕之社長)は5月1日(月)、「Shopping Scan for LINE」の提供を開始する。ドラッグストアやスーパーマーケットなどの小売業が、顧客の購買ニーズに合わせ、効果的にLINEを使った販促を実施するための顧客ロイヤリティ向上ソリューションだ。

「Shopping Scan for LINE」は、同社の小売業向けデータ分析プラットフォームを活用し、LINE公式アカウントの販促を高度化・効率化するサービスとして開発された。

顧客から許諾を得た上で、ID-POSデータ(ID付き購買情報)とLINEアカウントを「Shopping Scan for LINE」上で連携し、ID-POSデータから顧客の嗜好やニーズをAIが判定して、顧客に合わせたLINEのメッセージやクーポン配布などの販促施策を実施する。

施策の実施後は、販促の効果をID-POSデータで検証して次のアクションにつなげる。つまり「購買データ分析⇒デジタル販促⇒効果検証⇒改善」のPDCAサイクルを一気通貫で支援する。

2022年5月27日に総務省から発表された「令和3年通信利用動向調査」によれば、個人のスマートフォンの保有率は74.3%で、70代でも半数以上が保有している。小売業では、アプリやLINEなどスマートフォンを介した販促の重要性が高まっている。しかし小売業では顧客のグルーピングや複数のコンテンツ作成には手間がかかるため、対応することが難しい。それを支援する。

関連カテゴリー

システム 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧