セブン&アイnews|DXコンテストで優秀賞/店舗業務効率化アプリが高評価
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は経済産業省主催の「第2回SUPER-DXコンテスト」アイデア部門で、優秀賞を受賞した。
(左) 経済産業省 南 亮総括審議官、(右) (株)セブン&アイ・ホールディングス常務執行役員最高情報責任者(CIO) 兼 グループDX 齋藤 正記本部長
このコンテストでは、流通業(卸売業・小売業)におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速化を目的とし、スタートアップ等のテック企業から、流通業やサプライチェーンが抱える課題の解決策を募集し、審査・表彰を行う。
事業化やサービス化が見込まれるデジタル技術を活用したアイデアを募集する「アイデア部門」では、セブン&アイのグループDX本部が開発中の『AI-KATA』プロジェクトが優秀賞に選出された。
『AI-KATA』は「小売従業員の”相方”になる」ことをコンセプトに、店舗業務で負荷の大きい売価変更作業をはじめとする5つの業務を効率化するアプリケーション。開発過程では、アプリケーション導入予定である(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫)の従業員と一緒に、試行錯誤を繰り返し、現場のニーズに合致したソリューションを作りあげた。
現場の導入を容易にするために、必要な機材はスマートフォンとタブレットのみで導入できる。『AI-KATA』の受賞は、現場従業員が直面する課題に着目し、現場のニーズに添ったソリューションである点が審査員から高い評価を得た。