ファミマnews|生成AI搭載の「人型AIアシスタント」導入/店長業務をサポート
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は店長業務をサポートする「人型AIアシスタント」を2024年7月末時点で約7000店舗に導入した。
人型AIアシスタントは店舗運営に必要な情報、売場づくりのポイントなど、店長が必要とする最適な情報をスピーディに提供する。2024年7月から人型AIアシスタントに生成AIを搭載し、コミュニケーション機能をさらに向上させ、業務マニュアルの音声検索が可能となった。レジ操作やストアスタッフ育成、緊急時の対応方法など、人型AIアシスタントのスピーディな対応で、円滑な店舗運営に繋げていく。
これまで、レジ操作やサービス商材の受付、ストアスタッフの育成、各機器の操作、労務管理、緊急時の対応といった店舗運営に関する業務マニュアルは、店舗事務所に設置されたストアコントローラーで検索していた。店舗責任者が不在時などの場合は店舗責任者やSVへ電話などで問い合わせを行っていた。
今回、生成AI搭載の人型AIアシスタントを導入することによって、各業務マニュアルの音声検索が可能となり、店舗オペレーションの負担軽減となる。また、これまで割引やクーポン企画などの販売実績は、過去に同様の施策が実施されていた場合、SVが実施期間の販売実績を抽出していたが、生成AIの搭載によって人型AIアシスタントで割引やクーポン企画など過去の類似施策ごとに販売実績を確認できるようになった。また施策内容や過去の販売実績に応じた販売計画、売場づくりへの反映が可能となる。