H2Onews|阪急オアシス店舗でセルフレジ機能付スマートカートシステム実験

エイチ・ツー・オー リテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)は、東芝テック(株)と(株)Retail AIと連携し、セルフレジ機能付きスマートカートシステム「Skip CartⓇ」をH2O グループ傘下の阪急オアシスに試験導入する。顧客の便利な買物体験と買物時間の短縮し、同時にレジ運営業務の省力化を図ることで、人手不足の解消に効果が見られるかを検証する。実験は阪急オアシス服部西店(大阪府豊中市)で10月3日から約6カ月間行われる。

現在H2Oグループの食品スーパーはすべて店員による商品登録を行っている。また、曜日や時間帯によっては会計待ちが発生している。こうした課題解消に向けてSkip CartⓇを試験導入することで、買物時間の短縮効果、タブレット画面を使用した販促効果、売上げや買上点数の増加効果を検証する。さらにレジ運営業務の効率化が実現できるかを検証する。

実証実験は、H2Oが今年5月に発表した「中期経営計画 2024-2026」における重点取り組みの一つ、経営効率化・生産性向上のための省力化・省人化・省エネ化の推進にのっとったものだ。

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