ウォルマートnews|「すでに競合店より安い!」ので最低価格保証プログラム廃止

ウォルマート(アーカンソー州、ダグ・マクミロン社長)は、ウォルマート・アプリに搭載されている最低価格保証プログラム「Savings Catcher(セービングス・キャッチャー)」を5月14日をもって廃止する旨のメールをアプリ利用者に送った。

このプログラムは2014年春から実験的にスタートし、その後、全米に展開された。顧客がウォルマートで購入したレシートを提出すると、近隣競合店との売価を比較し、ウォルマートの売価が高かった場合、その差額分が電子ギフトカードとして顧客にキャッシュバックされるという仕組み。しかしこの5年間の実績から、ほとんどの場合でウォルマートがすでに最低価格で販売していたことから、このキャッシュバック・プログラムの廃止を決定した。

ウォルマートからのメールにはこのように書かれている。
「私たちはお客さまに毎日、低価格を提供することを約束してきました。そして、このプログラムは競合店の価格がウォルマートで支払った金額よりも低い場合を見つけることができるように設計しました。私たちがこのプログラムを通して学んだことは、何千もの商品の価格を下げるという努力が実っているということです。その証拠に、お客さまから提出されたレシートはほとんどの場合、ウォルマートの価格が勝っています。これは、プログラムの目的が達成されたことを示しています」

なお、5月14日まではこれまで通り、レシートの提出は可能。また、配信される電子ギフトカードに利用期限は設けてられていない。

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