ウォルマートnews|コロナ対策で4/4から入店制限と一方通行動線管理実施

新型コロナウイルス感染が拡大するなかで、買物中にも他人との距離を取れるように、アメリカでは多くの小型食品店やスーパーマーケットで顧客の入店制限を行っている。

ウォルマートスーパーセンターやサムズクラブ、ネイバーフッドマーケットなどの大型店を展開するウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロン社長)でも4月4日から全店舗で入店制限を始めた。

まず、4月4日から一度に店内に入れる買物客の数を、店舗面積1000平方フィート(約28坪)につき5人以下に制限している。これは店舗の収容人員の約20%に当たる。

その制限を厳守するため、食品売場の入口を1カ所だけ入店専用とし、顧客にそこに並んでもらうよう社員が誘導する。制限数の顧客がすでに入店している場合は、「1アウト1イン(1-out-1-in)」でお客が1人退店すれば、スタッフがお客1人を入店させる方式をとる。順番待ちをしているときは、サイネージで社会的距離をとることの重要性を呼びかける。

また、6日から店内ではスタッフの誘導に加えて、通路に矢印が施され、売場はワンウェイ(一方通行)でコントロールされる。

社会的な距離を保つということの重要性を再認識してもらうために、引き続き店内にもサインを設置する。顧客がチェックアウトすると、入室したドアとは異なるドアから出て行くように社員が指示する。

毎週、人口の4割以上の人々が訪れると言われるウォルマートの動向は、消費者に与える影響もそれだけ大きい。そういう意味でも緊急時の対策は大切で、顧客に十分理解してもらうことが重要である。

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