アマゾンnews|アパレル・リアル店舗「Amazon Style」2年足らずで撤退

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)が展開するアパレルのリアル店舗「Amazon Style(アマゾン・スタイル)」の2店舗を11月9日付けで閉鎖したと、アメリカのIT系ニュースサイトGeekWireが報じている。

アマゾン・スタイルは、同社のテクノロジーを駆使したアパレルショップで、2022年5月に1号店をカリフォルニア州ロサンゼルス郊外に、2022年10月に2号店をオハイオ州コロンバスにオープンしていた。わずか2年足らずの閉店である。GeekWireのレポートによると、アマゾン広報のクリステン・キッシュは、「慎重な検討の結果、アマゾン・スタイル2店舗を閉鎖し、オンライン販売にフォーカスする」とメール返答で述べている。

アマゾン・スタイルでは、店内で試着したい商品のQRコードをスマホでスキャンすると、試着室に希望の商品が届けられる仕組みだ。商品はそのまま店舗で購入する、もしくはオンライン注文することができた。アイデアは良かったものの、客数が予測を下回ったようだ。特に廉価な商品が中心となっていため、需要予測による提案サービスが活用されなかったと見られる。

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