三越伊勢丹news|2017年度売上高は1兆2689億円(1.2%増収)/経常は0.3%減

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が、2018年3月期の決算を発表した。

2017年度の売上高は1兆2688億6500万円で、前年同期比1.2%の増収。営業利益は244億1300万円(2.0%増)、経常利益は273億2500万円(0.3%減)、純利益は9億6000万円(-)。

営業利益率は1.92%、経常利益率は2.15%、前年度に続き低迷している。

セグメント別の業績は以下の通り。

それぞれの売上高は[百貨店業]が、1兆1444億8600万円(前連結会計年度比マイナス0.6%)、[クレジット・金融・友の会業]が389億0600万円(3.0%増)、[小売・専門店業]が548億3300万円(2.2%減)、[不動産業]が450億7100万円(8.2%増)。
[その他]は情報処理サービス業の㈱三越伊勢丹システム・ソリューションズ、物流業の㈱三越伊勢丹ビジネス・サポート、人材サービス業の㈱三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズなどだが、売上高は917億4900万円(18.6%増)。

百貨店業、小売・専門店業がマイナス、不動産業、その他はプラスだった。

商品別の業績は以下の通り。
[衣料品]の売上高は2325億2900万円(2.5%減)。このうち、紳士服は713億3700万円(0.7%減)、婦人服は1274億8900万円(4.2%減)、呉服寝具は154億5300万円(0.3%減)だったが、子ども服だけが182億4900万円(1.4%増)と増収だった。三越伊勢丹にとってアパレルの低迷は大きな打撃となる。三越ブランド、伊勢丹ブランドそのものが棄損されていると見ることもできるからだ。早急な立て直しが必須である。

アパレルと関連するが、[身廻品]の売上高も795億3700万円(0.9%減)の減収。

しかし[雑貨]の売上高は1350億7100万円(5.8%増)と好調だ。とくに化粧品は売上高673億8000万円(12.1%増)の高い伸び率である。これはインバウンド消費のご利益。美術・宝飾・貴金属も売上高481億8400万円(2.4%増)と増収。

[家庭用品]は売上高273億5800万円(3.7%減)、[食料品]も売上高1374億9900万円(4.6%)と、ともに減収となった。特に食料品の減収は、全体の客数にも打撃を与えているはずで、商品面ではアパレルとフードの起死回生の戦略が必要である。

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