ヤマナカnews|第2Q営収432億円0.3%増・経常4億円/前期損失より回復

(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)が2024年3月期の第2四半期決算を発表した。営業収益432億0700万円(対前年増減率0.3%増)、営業利益3億3400万円(前期1億3700万円の損失)、経常利益4億0600万円(前期5000万円の経常損失)、四半期純利益2億4200万円(前期7600万円の純損失)だった。

期中、現中期3ヵ年計画最終年度と次期中期3ヵ年計画を合わせた2027年3月期を最終年度とする次期中期4ヵ年計画として「戦略の3本柱」を策定している。

①既存ビジネスモデルの進化、②経営効率の向上、③イノベーションの創造、の3つの柱に取り組んでいる。

店舗面では、2023年6月に神守店(愛知県津島市)、8月に白土フランテ館(名古屋市緑区)、9月にパディ店(愛知県弥富市)などの既存店リニューアルを進め、生鮮・惣菜売場を拡大し、より買い回りしやすい売場へと刷新した。

商品面では、生鮮食品販売強化に加えて創業101周年の得商品や増量品などの記念商品を販売した。経営効率の改善では、生産性の向上を図り経営資本の分配見直しを進めた。セルフ精算レジを5店舗、ハイブリッドレジを9店舗に導入し、生産性向上に取り組んだ。また、本部適正人員化による本部生産性の向上について取り組んでいる。

販売施策では、「ヤマナカ公式アプリ」のバージョンアップを行い、会員カード「グラッチェカード」と「ヤマナカアプリ」の一体化を進め、ポイント登録や電子マネー決済、利用履歴の確認などを可能とすることで、カードレス化を進める。

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