ベルーナnews|第3Q売上高1563億円2.6%減・経常利益21.6%減の減収減益
(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)の2024年3月期第3四半期の売上高は1562億7800万円(前年同期比2.6%減)、営業利益57億2500万円(27.3%減)だった。経常利益は69億3000万円(21.6%減)となり、四半期純利益は、投資有価証券売却益が発生したことなどにから50億8100万円(5.6%減)。
営業利益率は3.6%、経常利益率は4.4%。
アパレル・雑貨事業、化粧品健康食品事業、グルメ事業、ナース関連事業、データベース活用事業、呉服関連事業、プロパティ事業、その他の事業の8セグメントの強化に努めた。
主力のアパレル・雑貨通販事業は売上高が588億4400万円(前年同期比16.5%減)となり、セグメント損失は15億3900万円(前年同期は18億1100万円のセグメント利益)。
円安の影響、原材料や資材の価格高騰による仕入原価や紙・印刷代の広告費が上昇したことを受け、商品価格の見直しや紙媒体の発行量の抑制を行った。しかし、これによりレスポンスが悪化し、再度商品価格の見直しを行ったものの大幅な改善には至らなかった。また、紙媒体の発行量を抑制したため新規顧客の獲得が減少し、稼働顧客数も減少傾向となった。