薬王堂news|年商1422億円10.4%増・経常利益12.1%増の増収増益
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が2024年2月期の本決算を発表した。
2023年3月1日~2024年2月29日の業績は、売上高は1422億4100万円(前年同期比10.4%増)、営業利益52億0900万円(11.8%増)、経常利益56億2500万円(12.1%増)、純利益は38億2500万円(18.0%増)だった。
営業利益率は3.7%、経常利益率は4.0%。
薬王堂ホールディングスは販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数および買上点数の増加に取組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進した。今期はドラッグストアを青森県に4店舗、宮城県に3店舗、福島県に2店舗合計9店舗を新規出店し、岩手県で1店舗、秋田県で1店舗、宮城県で1店舗を退店した。その結果、2月末の店舗数は387店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗)となった。まった、岩手県と宮城県を中心に43店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店の強化を図った。
ヘルス部門の売上高は258億6500万円(前年同期比1.1%増)。マスクや抗原検査キットなどの新型コロナウイルス関連商品の反動減があった。一方で、医薬品では感冒薬、健康食品などが伸張し、衛生用品では生理用品、介護用紙おむつが伸張した。
ビューティ部門の売上高は192億3300万円前(7.3%増加)。化粧品では基礎化粧品、ポイントメイク用品が伸長した。トイレタリーではヘアケア、オーラルケア、エチケット用品が伸びた。
ホーム部門の売上高は302億3300万円(12.7%増)。日用品では洗剤、家庭紙などが伸張し、衣料品では軽衣料、靴下などが伸張した。バラエティ部門ではペット関連商品などが伸張した。
フード部門の売上高は666億7100万円(14.4%増)。食品では冷凍食品、日配品、生鮮食品が、酒類ではビール、酎ハイが伸びた。