神戸物産news|第3Q売上高3772億円11.4%増・経常利益3.1%減

業務スーパーを展開する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2024年10月期第3四半期の決算を発表した。

2023年11月1日~2024年7月31日の業績は、売上高3772億8300万円(前年同期比11.4%増)、営業利益266億4000万円(14.4%増)。7月から円高に振れたことで、為替予約による評価損が大きく計上されて経常利益は219億8000万円(3.1%減)となり、四半期純利益148億4700万円(4.8%減)だった。

営業利益率7.0%、経常利益率5.8%。

中核事業である業務スーパー事業は、売上高が3637億2300万円(10.9%増)。既存店の好調により、売上高は会社計画を上振れて着地した。為替の急激な変動や物価上昇による仕入れコストの増加があったものの、価格戦略が功を奏したことや、業務スーパーのプライベートブランド商品のメディア露出やSNSの影響もあって業績は拡大している。

2024年4月に宮城製粉株式会社の亘理本社工場が稼働。これにより国内の自社食品工場数は26工場となった。

「業務スーパー」は、出店41店舗、退店18店舗で23店舗純増して、総店舗数は1071店舗となった。 新規出店の内訳は、直轄エリア28店舗、地方エリア13店舗。九州地方を中心に全国的に新規出店した。

直営またはFC本部として行っている外食・中食事業は、売上高が100億9300万円(26.3%増)。

大型バイキングチェーン「神戸クック・ワールドビュッフェ」は、出店1店舗で総店舗数は15店舗。焼肉オーダーバイキングの「プレミアムカルビ」は出店2店舗で総店舗数は22店舗。店内手づくり・価格にこだわった惣菜店「馳走菜(ちそうな)」は、出店15店舗、退店3店舗で総店舗数は126店舗。

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