イオンnews|’25年度営業収益10兆7153億円5.7%増・経常利益8.4%増

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は2026年2月期決算は営業収益10兆7153億4200万円(対前期比5.7%増)、営業利益2704億5900万円(13.8増)、経常利益2430億3100万円(8.4%増)となり、営業収益と営業利益、経常利益が過去最高を更新した。当期純利益は726億7700万円(26.7%増)。

営業利益率2.5%(2.3%)、経常利益率2.3%(2.2%)。( )は前年数値。

セグメント別では、GMS事業は、営業収益3兆6918億6400万円(3.7%増)、営業利益214億3000万円(前期より50億7000万円の増益)となった。

中核企業のイオンリテールは、「小売事業の収益構造改革」「ショッピングセンターの収益最大化」「新たな収益事業の確立」に取り組むとともに、「実効力を高める基盤構築」を推進した。

全ラインで価格戦略と価値戦略を両輪で取り組んだ結果、営業収益は2兆0301億4100万円(8.1%増)となった。一方、原材料価格の高騰による商品原価の上昇や、賃上げを含む人的投資等のコスト増により、営業利益は71億9600万円(9.3%減)と減益になった。

小売事業の収益構造改革では食品は顧客の節約志向に対応するため、食品PB商品の拡充や新たなセールスプロモーションを通じ価格訴求を強化し、客数増加とシェア拡大を図った。

衣料品は、SPAの推進に向けた専門店モデルの展開拡大や、付加価値の高い同社独自商品の開発・販売を強化し、売上・客数の改善を進めた。また、住居余暇やH&BCは、売場モデルの刷新を進め、新規顧客の獲得に向けた取り組みを推進した。

デジタル分野では、ネットスーパーの出荷能力向上やピックアップサービスの利用拡大による物流費の低減を進めた結果、当該事業の営業利益は黒字となった。

SM事業は、営業収益3兆0857億4900万円(1.0%増)、営業利益298億7000万円(前期より26億7300万円の減益)となった。主な企業ではU.S.M.Hは、既存店の客数増加に加え、統合したいなげやの業績寄与により、営業収益は9637億6200万円(18.8%増)と大幅な増収となった。

一方、価格施策および販促施策を継続的に実施したことから、売上総利益率の低下と販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は50億5000万円(15.5%減)となった。まいばすけっとは、首都圏を中心としたドミナント出店戦略の推進に加え、既存店売上高が堅調に推移したことから、売上高は順調に拡大した。期中、129店舗を出店することで、店舗数は1323店舗となり、首都圏における店舗ネットワークは一層拡大した。

DS事業は、営業収益4305億1200万円(4.6%増)、営業利益72億3300万円(前期より7億5700万円の減益)となった。

ヘルス&ウエルネス事業は、営業収益1兆6333億1800万円(23.5%増)、営業利益523億6800万円(前期より163億6100万円の増益)となった。ウエルシアを完全子会社とする株式交換が2025年12月に完了し、経営統合が実現したツルハは、営業収益1兆4505億8500万円、営業利益630億3700万円となった。総合金融事業は、営業収益5675億4400万円(7.0%増)、営業利益608億7100万円(前期より2億9300万円の減益)。

ディベロッパー事業は、営業収益5224億2800万円(5.3%増)、営業利益709億1600万円(前期より178億8100万円の増益)となった。イオンモールが、既存アセットの価値最大化に注力することで、既存モールの収益力回復とともに新規モールの寄与により、営業収益4727億0200万円(5.1%増)、営業利益684億2300万円(31.2%増)の増収増益となった。

サービス・専門店事業は、営業収益7596億1700万円(3.3%増)、営業利益270億0200万円(前期より36億7400万円の増益)。映画関連収入を中心に安定した収益基盤を確立したことで、グループ全体の収益成長を下支えした。

ヘルス&ウエルネス事業では、食品分野の強化や調剤併設の推進を背景に、物販・調剤ともに堅調に推移。ディベロッパー事業や、グループ横断でのコストコントロールの徹底に加え、DXを活用した業務プロセス改革や生産性向上の取り組みが着実に進展したこと等、「総合力」を、その要因としてい

なお、親会社株主に帰属するとなっている。

 

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