イトーヨーカ堂news｜北海道·東北·信越10店舗をロピア､ベニマルに事業承継

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、山本哲也社長)は2月9日(金)、北海道・東北・信越エリアの一部店舗について、(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)、(株)ダイイチ(北海道帯広市、若園清社長)、およびスーパーマーケット「ロピア」を運営する(株)OICグループ(神奈川県川崎市、髙木勇輔社長)と事業承継等に関する契約を締結した。

(株)セブン&アイ・ホールディングスは、2023年3月に発表した中期経営計画の中でスーパーストア事業の構造改革に踏み込んでいて、「首都圏へのフォーカス加速」を掲げてきた。

その過程で、イトーヨーカ堂は北海道・東北・信越エリアでは地域経済への影響の考慮と顧客の購入場所の確保や雇用維持を目的として、事業承継等が可能な後継先についてグループ内外で協議を進めてきた。

3社の承継店舗と時期について概要が公開されている。

●OIC グループへの事業承継対象店舗
（北海道）屯田店( 2024 年8月頃)、琴似店(2025年1月頃)
（青森県）青森店(2024年8月頃)、弘前店(2024 年10月頃)
（岩手県）花巻店(2025年2月頃)
（新潟県）丸大新潟店(2025年3月頃 ※丸大の株式譲渡)
（長野県）アリオ上田店(2025年2月頃 ※食品売場へのロピア出店）

●ヨークベニマルへの事業承継対象店舗
（宮城県）石巻あけぼの店(2025 年3月頃 ※サンエーの株式譲渡)

●ダイイチへの事業承継対象店舗
（北海道）アリオ札幌店(2025 年3月頃 ※食品売場への出店。アリオは営業継続)