2月家電チェーン統計|販売額3074億円0.3%増/カメラ類▲13.9%と低迷

経済産業省発表の2月「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は3074億円で0.3%増だ。店舗数は1.1%増えて、2490店舗。



(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

2月はAV家電1.9%、通信家電が1.6%、生活家電0.4%増と伸長した。

一方で、カメラ類は13.9%減と大きく低迷。情報家電も1.3減収だ。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の2月の成績を見てみよう。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +0.5%
ビックカメラ 全店売上げ ▲2.0%

(株)エディオン
全店売上げ  +1.0%
直営店売上げ +1.2%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ ▲0.6%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

2月は、ビックカメラ+コジマ全体では0.5%増と、なんとか前年を超えたが、ビックカメラは2.0%減収だ。エディオンは1.0%増、ケーズホールディングスは0.6%減。商業動態統計速報も0.3%増だったので、家電チェーン業界は前年並みという感じだ。

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