4月家電チェーン統計|販売額0.6%増/エディオン・ケーズ2.7%増

経済産業省発表の4月「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は3354億円で0.6%増と、なんとか前年をクリアした。店舗数は1.3%増えて、2501店舗。


(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

4月に前年を上回ったのは、生活家電1.8%増、情報家電0.9%、AV家電0.1%増の3項目。一方で、入学入社準備月の3月が13.6%の二桁増だった通信家電は、その反動か3.6%ポイント低迷した。カメラ類は、スマホの普及で相変わらず4.5%減と伸び悩みだ。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の4月の成績。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +1.2%
ビックカメラ 全店売上げ ▲1.6%

(株)エディオン
全店売上げ  +2.7%
直営店売上げ +2.7%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +2.7%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

4月はビックカメラが1.6%減で前年を下回ったが、ビックカメラ+コジマは1.2%増。4月が新年度始まりのエディオンとケーズは揃って2.7%増。幸先の良いスタートを切った。

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