2月家電チェーン統計|販売額4802億円5.3%増/通信家電が32.4%増
経済産業省が2025年3月の「商業動態統計速報」で「家電大型専門店販売額」を発表した。
商業動態における商業とは小売業と卸売業の総称である。速報は小売業・卸売業を営む企業と事業所・店舗の事業活動に関する動向を把握することを目的に毎月調査される。
3月の家電大型専門店の販売額は4802億円、前年同月比5.3%増加した。店舗数は2652店で0.5%減っている。
商品別にみるとAV家電は491億円で5.2%減。ビジュアル家電が5.5%減、オーディオ家電が4.6%減。
情報家電は1166億円で5.1%増。情報家電本体が5.7%増、情報家電周辺機器が4.3%増。
通信家電は593億円の32.4%増。
カメラ類は127億円の9.2%減。
もっとも販売額構成の大きい生活家電は1894億円で2.6%増。季節家電は8.8%増、理美容家電3.1%増、調理家電1.5%増、家事家電が0.5%減。
その他は532億円で5.9%増。住宅設備家電が10.0%増、その他が4.8%増。
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