7月家電チェーン統計|販売額4595億円9.4%増/生活家電は12.8%と二桁増

経済産業省発表の「商業動態統計速報」によれば7月の家電大型専門店販売額は、4595億円、前年同月比9.4%プラスとなった。


(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より:以下同じ)

商品別の増減率は以下表の通り。

(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より:以下同じ)

伸び率順に並べてみると、その他15.1%、生活家電12.8%、情報家電10.2%と3項目が二桁増となっている。圧倒的に品数の多い生活家電の伸長率が高く、それは全体に大きく影響する。スマホの普及で伸び悩みかと思いきや、カメラ類も7.8%と好調な伸びだ。6項目のうち、AV家電と通信家電がマイナスとなっているが、プラス項目の伸長率が高く、全体でも9.4%と大幅な増加となった。また店舗数も2.6%と前年同月を上回った。

経済産業省の商品分類は以下のとおり。

主要な家電大型専門店の7月の結果を見てみよう。(%は前年同月比)

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ9.4%
ビックカメラ 全店売上げ9.6%

(株)エディオン
全店売上げ7.1%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ11.4%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

上位にランキングされているヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどは月次報告を公表していないが、ここに掲載したビックカメラ、エディオン、ケーズホールディングスは伸び率も高く、好調に売上げを伸ばしている。

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