ユニクロnews|19年スペシャルオリンピックス日本選手団にユニフォーム提供
(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、知的障がい者のスポーツの祭典「2019年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・アブダビ」に参加する日本選手団に、公式ユニフォーム830点を提供する。このスペシャルオリンピックスとは、オリンピックと同様に4年ごとに夏季・冬季の世界大会を開催している。2019年は夏季大会が、3月12日~21日にアラブ首長国連邦の首都アブダビで開催され、170の国と地域から7000名の選手が参加する予定だ。
ユニクロが提供するのは、「ポケッタブルパーカー」「ドライカノコポロ」「レギュラーフィットチノパンツ」「ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ」「ウィメンズハイライズボーイフレンドフィットジーンズ」「コットンツイルキャップ」の6アイテムだ。
11競技104名の日本選手団が大会期間を通じて着用する。
同社は、スポーツを通じて知的障がいを持つ人々の自立と社会参加を促すというスペシャルオリンピックスの理念に賛同し、2002年から「スペシャルオリンピックス日本」のオフィシャルパートナーとして、衣料品の提供や国内外の大会への運営ボランティア派遣を続けている。
これまでに提供したウェアの数は、世界大会に参加した日本選手団の公式ユニフォーム5330点と、スタッフ・ボランティア用ユニフォーム7万0083点の計7万5413点に上る。またアブダビ大会では、韓国と台湾のユニクロがそれぞれ国の代表選手団に対して、公式ユニフォームおよびトレーニングウェアを計2000点あまりを提供する。
ユニクロは、2019年に契約期間4年で、スウェーデンオリンピック委員会と、オフィシャル・クロージング・パートナー契約を締結した。2020年東京オリンピック・パラリンピック、2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックの試合や競技において、スウェーデンの代表選手団と大会関係者にユニクロのアイテムを提供することが決まっている。国の代表である選手の公式ユニフォームとして、ユニクロのスポーツウェアが選ばれている。グローバルで認められているという証である。