丸喜news|山口県内の全29店に楽天ポイントカード導入/県内チェーンでは初

山口県西部にスーパーマーケットを展開する(株)丸喜(山口県山陽小野田市、木谷宏治社長)は楽天ペイメント(株)と、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の活用において提携した。楽天ポイントカードが、山口県のスーパーマーケットで導入されるのは初めて。l今回の提携により、春から山口県内で丸喜が運営する「ウェスタまるき」「まるき」全29店舗で「楽天ポイントカード」の利用が予定されている。

丸喜のポイントカードについては2015年2月にEdy決済機能を付加した「まるきEdy カード」に切り替え電子マネー決済を導入した。今回の「楽天ポイントカード」導入により、データマーケティングや販促施策をさらに強化。今後も、会員数1億人以上の顧客基盤を持つ楽天グループとの連携をさらに深め、楽天会員のメイン層である30代、40代利用者をはじめとする利用者数の拡大や、利用者へのサービス向上を目指す。

利用者は対象店舗で「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカードアプリ」を提示すると、利用金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを利用した買い物も可能となる。

丸喜は、楽天Edyと提携し発行していたIC型電子マネー「まるきEdyカード」のサービスを終了し、「楽天ポイントカード」と「楽天Edy」機能を搭載したオリジナルデザインの「まるきEdy-楽天ポイントカード」へ2024年春頃より順次切り替えを進める。

「まるきEdy-楽天ポイントカード」を支払い時に提示すると、従来は「まるきEdyカード」に付帯の「楽天Edy」で支払いをすると、「まるきポイント」が貯まったが、今後は「まるきポイント」に代わり「楽天ポイント」を貯めることができる。

丸喜は、山口県防府市から下関市の山口県の西部地域で「ウェスタまるき」「まるき」を29店舗展開する。2010年から「毎日がお買い得」な店舗「Everyday Low Price」へとフォーマット転換を進め、2020年には全店が「Everyday Low Price」店舗となった。

また、2018年には移動スーパー「とくし丸」を開始し、現在20台の「とくし丸」が稼働している。同時に地元の自治体や警察と協定を結び地域の見守り事業に取り組むなど地域のインフラとしての存在感を高めている。今回の取り組みでカード会員化を通じてより地域への深耕を図る。

関連カテゴリー

戦略 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧