ファミマnews|3/25から「ファミマふるさと納税」を開始
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は3月25日(火)から、コンビニチェーンとして初となる「お礼品がすぐに全国の店舗で引換可能」な「ファミマふるさと納税」を開始する。
「ファミマふるさと納税」は、ファミマのアプリ「ファミペイ」から専用サイトに遷移し、自治体とお礼品を選択・寄附をすると、すぐに「ファミペイ」内にお礼品の電子クーポンが届く。届いた電子クーポンは、全国のファミリーマートの店舗で顧客自身のタイミングで引換えが可能だ。
お礼品の第1弾は、「ファミマル」の「新潟県津南の天然水」やお菓子、コンビニエンスウェアの「今治タオルハンカチ」、サラダチキンスティックなど、ファミリーマートの店舗で取り扱いのある商品20品で展開する。1000円からの寄附で利用可能だ。
ファミリーマートが調査したアンケートの「ふるさと納税でのお困りごと」によると、「返礼品がいつ届くのか分からない」という回答が多く、実際、多くの自治体では寄附からお礼品の発送まで約2週間~2ヵ月程度かかり、配送の日時指定ができない現状がある。さらに宅配便の運転手不足問題に加え、約10%発生すると言われている再配達なども課題となっている。
「ファミマふるさと納税」は、ファミリーマートでお礼品を引き換えることができるので、顧客の利便性が高まると同時に、自宅への配達や再配達を削減できる、ファミリーマートのインフラを活用した環境負荷を増やさない仕組みとなる。