ホームデポnews|第3Q売上高263億ドル5.1%増・純利益8.8%増と絶好調

全米最大・世界最大のホームセンターのホームデポが、10月28日で終わった2018年第3四半期の決算を発表した。

売上高は263億0200万ドル(1ドル100円換算で2兆6302億円)で、5.1%の増加と好調だ。既存店売上高も4.8%(国内は5.4%)増加した。営業利益は38億7000万ドル(3870億円)で5.2%の増加、純利益は28億6700万ドル(2867億円)で8.8%の伸長だった。

2018年度通期では、既存店売上高で5.5%の増加を予測し、1株当たりの利益を33.8%増加へと上方修正した。

「第3四半期に好調な業績を上げることができてうれしく思います。われわれの顧客は当社の豊富な品揃えに満足してくれています。健全な成長を続けているネットビジネス同様、実店舗にも活気があります。われわれはこれが住宅のリフォーム市場において高い需要があることの証左だと考えています。」と、同社CEOのクレイグ・メニア(Craig Menea)の発言は強気だ。

しかし、米国の住宅市場の成長は鈍化しており、トランプ政権による中国に対する関税の引き上げなどが将来の不安要因だと指摘する声もある。と言うのも、同社が輸入している商品の3.5%が増税の影響を受けるという予測があるからだ。

関税に関しては、まだ一部の商品にしか影響が及ぶとされていないが、今後、対象となる商品が増える可能性もある。

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