TJXnews|年商321億ドル23%減・純利益97%減/コロナ禍の店舗閉鎖響く
米国のオフプライスストア(OPS)業態トップのTJXCompanies(マサチューセッツ州フレーミングハム、アーニー・ヘルマンCEO)は、10月31日で終了した2020年度第4四半期と通期の決算を発表した。
第4四半期(2020年11月~2021年1月)の売上高は109億4321万ドル(1ドル100円換算で1兆0943億円)で前年同期比10.3%減、純利益は3億2552万ドル(326億円)で66.9%減。
通期では売上高321億3696万ドル(3兆2137億円)で23.0%減、純利益は9047万ドル(90億円)で97.2%減と、大幅な減収減益で終わった。
期末店舗数は主要バナーのT.J.Maxx(ヨーロッパとオーストラリアではT.K.Maxx)は1935店、Marshalls 1233店、インテリア家具のHomeGoods 821店とHomesense 255店、アウトドア用品のSierra Trading Post 48店、そしてカナダで展開するWinners280店の合計4572店舗。
ただし、COVID-19パンデミックによる各国政府の要請により、約690店舗を一時的に閉鎖している。一時閉鎖店舗の多くはヨーロッパにあり、2021年度第1四半期(2月~4月)は、約67%が一時閉店のままだろうと予測している。